专利摘要:
組織(2)を骨(3)の中に固定するための装置(1)であって、軸(7)の周囲に延びるアンカー(6)と、縫合糸(5)を通すための小孔(24)が開けられているヘッド(8)と、骨の内部にヘッドを挿入して保持するためのボディ(9)と、を備えている。前記ボディ(9)には、骨中へのねじ込みのための外側のねじ山(11)が設けられている。前記アンカー(6)は、前記ヘッド(8)を前記ボディ(9)に取り付けるための手段(10、10’)を含んでおり、前記手段は、それらを互いに軸方向に取り付けるとともに、前記ボディが前記骨に向かってねじ込まれたときに前記ヘッドが固定された状態で残されるように、一方の他方に対する前記軸(7)の周りにおける自由回転を許容するように構成されている。
公开号:JP2011506020A
申请号:JP2010538850
申请日:2008-12-22
公开日:2011-03-03
发明作者:パスケ,ドゥニ;ル・クエディク,レジス
申请人:アンプラネ・ソシエテ・アノニムImplanet,Societe Anonyme;
IPC主号:A61B17-56
专利说明:

[0001] 本発明は、組織を骨中に固定するための装置に関する。この装置は、縫合糸を通すための小孔の開けられたヘッド、及び、前記ヘッドを骨中に挿入して保持するためのボディからなる。]
[0002] 本発明は、組織をブロックに取り付けて保持する方法にも関連する。]
[0003] 本発明は、他を排除するものではないが、回旋鍵板を治療するためのインプラントもしくはセカンドランクアンカーと呼ばれるアンカーの分野への適用において特に重要である。]
[0004] 回旋腱板とは、棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、及び小円筋を上腕骨頭部に取り付けるのに不可欠な4つの腱を含む複数の腱によって構成されている。]
[0005] 引き剥がされた柔軟性のある組織を、対応する骨に付着させる装置は既に知られている。]
[0006] 特に、縫合糸、スクリュー、アンカー、ピンなどの装置は、そのような再付着を可能とするために、従来技術において用いられてきている。]
[0007] インプラントは、一般的に、埋め込まれる部分であり、かつ、つかむことのできる器具の先端部において15ミリメーターもしくはそれ以上スライドさせることのできる小型のアンカーによって構成されている。そのアンカーは、当該装置の先端部に予め実装されている。そして、それは一つの用途に用いられており、それゆえに公知である。]
[0008] グリッパーの端部には、小孔が形成されており、その小孔は他の物の中でアンカーへの橋台として機能する。]
[0009] このタイプの装置は、通常の場合、関節鏡検査法、すなわち、ビデオ映像による助けを借りながら、もしくは借りずに、つかむことのできる器具を、小さな切り込みを介して挿入することによって埋め込まれる。]
[0010] より正確には、そのプロセスは、つぎのようにして用いられる。そのプロセスは、それ自体は知られている方法によって導入されているファーストランクアンカーの取り付けによって開始される。それらのアンカーから延びている糸が、付着されるべき組織に通される。そして、その糸は、組織の外に埋め込まれたセカンドランクアンカーの小孔に通される。そうするために、後者は、ファーストランクアンカーの側部に位置する、パンチによって前もって開けられていた孔へ向けて下ろされる。]
[0011] 糸はつぎに小孔の中できつく保持される。そしてアンカーは押し込まれ、その結果、糸はアンカーによって固定され、糸はアンカーの高さで切断される。]
[0012] このような装置は、欠点がある。]
[0013] 特に、ねじ込み式のアンカーと比較すると、このような装置は、剥離につながるようなあまりよくない機械的な抵抗が発生する。また、押し込み時にガイダンスを必要とする。]
[0014] また、組織中に縫合糸を埋め込むための装置であって、事前に孔開けを必要としない終点部を備えた装置も公知である (WO 01/54586)。]
[0015] その装置は、前記終点部を用いて孔開けが終わったときに、組織中に強制的に挿入されることによって広がることのできるロック用の枝部を備えている。その装置は、複雑であるとともに、枝部の広がりを制御するための手段を必要とするという欠点を有している。]
[0016] ねじ込まれたインプラントの底部に固定された縫合鎖も知られている(US 2006/0259076)。]
[0017] 後者は、しかし、その輪によって固定された鎖を引っ張ることで締め付けることができず、微調整することもできない。]
[0018] この発明の目的は、従来知られているものよりも優れており、実務上の要求に合致しているセカンドランクアンカーを提案することである。とりわけ、適用が容易であり、シンプルであり、縫合糸の優れた締め付けを可能とするとともに、調整が可能であり、ねじ込みの際もしくはその後に微調整が可能であり、非常に高価なものではなく、特別な追加の補助的な要素を必要としない、優れたホールドを有するインプラントを提案することを目的とする。]
[0019] そのために、この発明は、ファーストランクのインプラントと同様にねじ込まれるインプラントを形成するという考えに基づいているが、しかし、2つの部分、すなわち、1つの部分は、アンカーのボディを構成しており、他の部分は、縫合糸が通される小孔を形成しているインプラントを形成するという考えに基づいている。]
[0020] その装置の製造の間、糸が通されている小孔は骨中に固定された状態となっており、アンカーのボディはねじ込み可能な状態となっており、上記した2つの部分は拘束された状態で組みつけられている。]
[0021] ねじ込みに代表されるようなゆっくりでかつ正確な挿入方法により、(現在では)もはや、従来技術におけるガイド軸として機能する補助的な要素は不要となっている。]
[0022] それゆえ、それは、予め実装された使い捨ての挿入器具を不要とすることが可能であり、かなりのコスト削減が可能であることを意味する。]
[0023] さらに、小孔は、ねじ込みされた部分のコアの直径と同じかそれに近い直径に設計されており、それゆえ、それ自身がガイドサポートとして機能する。]
[0024] この目的のために、本発明は、本質的に、軸の周囲に延びるとともに、骨の内部に組織を固定するためのアンカーと、縫合糸を通すための小孔が開けられている先端部を形成するヘッドと、骨の内部に前記ヘッドを挿入して保持するためのボディと、を備え、前記ボディは、前記骨へのねじ込みのための外側のねじ山を有しており、前記アンカーは、前記ヘッドを前記ボディに取り付けるための手段であって、それらを互いに軸方向に取り付けるとともに、前記ボディが前記骨に向かってねじ込まれたときに前記ヘッドが固定された状態で残されるように、一方の他方に対する前記軸の周りにおける自由回転を許容するように構成された手段を備えている。]
[0025] それゆえ、この例において、「ヘッド」は、アンカーにおける終端の、末端の部分であり、ねじ込みされるアンカーのボディから分離可能であって、かつ、そのボディに対して相対的に回転可能な部分として理解される。]
[0026] 有利な実施例では、以下の構成のうち1つ及び/又は他の構成が用いられる。
− ボディ及びヘッドは、円筒状もしくは実質的に円筒状であり、同一のもしくは実質的に同一の直径を有している。
− ヘッドとボディとの間の取り付け手段は、クリッピング手段である。
− クリッピング手段は、メス部及びオス部を含んでおり、前記メス部は向かい合った2つの顎状部分によって構成されており、前記2つの顎状部分は、中心部に円筒状の凹部が形成された円筒によって構成されるとともに、それら2つを互いに離れる方向に弾性的に移動させることのできる横溝によって分離されており、前記メス部は、前記オス部が前記メス部に一旦押し込まれたときに、前記オス部に設けられた突起を保持するためのカウンターボアを形成する端部を含んでおり、前記オス部は、前記凹部に適合する円筒状の形状を有しており、前記オス部及び前記メス部は、それらの端部において、一旦クリッピングが達成されたときに、互いに緩やかな摩擦による動きを可能とするための接触面を有している。
− クリッピング手段は、メス部とオス部を含んでおり、前記メス部は、軸方向に並ぶ2重の円筒状の凹部からなり、前記凹部は、前記オス部の一端部にあって、2つの部分からなる突起を保持するための内側の窪みを形成しており、前記オス部は、2つの半円筒状の枝部からなり、前記2つの枝部は、前記2つの枝部を互いに接近する方向に移動させることによって、前記突起をそれに対応する前記凹部にクリッピングするために形成された中心にある溝によって互いに分離されており、前記オス部及び前記メス部は、それらの端部において、一旦クリッピングが達成されたときに、互いに緩やかな摩擦による動きを可能とするための接触面を有している。
− 前記オス部は、前記ボディに設けられており、前記メス部は、前記ヘッドに設けられている。
− 前記アンカーは、チタン及び/又はポリエーテル・エーテル・ケトン(PEEK)及び/又は生物学的吸収材料によって作られている。
− 前記装置は、身体構造上の襟部に位置する上腕骨頭の外側部に直接的に取り付けるのに適した少なくとも2つのアンカーを含んでおり、それらのアンカーはセカンドランクアンカーと呼ばれる。
− 前記装置は、その後に組織の真下に配置されるように骨中に取り付けられるのに適した複数のファーストランクアンカーからなる少なくとも1つのセットと、前記セットに固定されるとともに前記組織を貫通するのに適した縫合糸とを含んでおり、前記縫合糸は、複数の糸からなる網を形成し、上腕骨頭の上にある組織を平らにするために、前記セカンドランクアンカーの小孔に通されている。]
[0027] 本発明は、ブロック上に組織を付着させて保持するための方法も提案する。例えば、腱または上腕骨頭上にある筋肉タイプの組織の付着である。その方法は、取付用の糸を備えたファーストランクアンカーのセットがブロック中に取り付けられる。このセットから延びる複数の前記取付用の糸からなる寄り糸が前記組織に通され、次に、セカンドランクアンカーの小孔に通される。そして、次に、前記ブロックの外側部に事前にパンチによって開けられた複数の孔のそれぞれに対して、前記セカンドランクアンカーがねじ込みによって挿入される。前記ブロックは、例えば、身体構造上の襟部に位置する上腕骨頭である。これらの小孔を備えた頭部もしくは端部は、前記ブロックに向けられるとともに、前記アンカーのねじ込みの間に回転することなく保持される。ねじ込みが完了するまでの間、前記寄り糸がぴんと張った状態で保持される。]
[0028] 本発明は、限定することのない例示としての以下の実施例の説明を読むことによって、よりよく理解されるであろう。]
図面の簡単な説明

[0029] 本発明のファーストランクアンカーのセット及びセカンドランクアンカーのセットによって対応する骨に取り付けられた回旋鍵板の斜視図である。
本発明の実施例にかかる骨中にヘッドを挿入して保持するためのボディの斜視図である。
本発明のアンカーに属する、縫合糸を通すための小孔が開けられている回転可能なヘッドの斜視図である。
ここでより詳細に説明される本発明の実施例にかかる固定装置を構成するために組みつけられた図2及び図3の要素の斜視図である。
ボディに対してヘッドがクリップされる前の本発明の別の実施例に係る装置の斜視図である。
ここでより詳細に説明される本発明の実施例にかかる組織を固定するための装置を導入する方法の斜視図による図解である。
ここでより詳細に説明される本発明の実施例にかかる組織を固定するための装置を導入する方法の斜視図による図解である。
ここでより詳細に説明される本発明の実施例にかかる組織を固定するための装置を導入する方法の斜視図による図解である。
ここでより詳細に説明される本発明の実施例にかかる組織を固定するための装置を導入する方法の斜視図による図解である。
ここでより詳細に説明される本発明の実施例にかかる組織を固定するための装置を導入する方法の斜視図による図解である。
ここでより詳細に説明される本発明の実施例にかかる組織を固定するための装置を導入する方法の斜視図による図解である。] 図2 図3
実施例

[0030] 図1は、組織2を骨3の中に固定するための装置1であって、2つのアンカー4のセットからなる装置1を示している。ファーストランクアンカーと呼ばれるものは、そのセットから延びて組織2及び2つのアンカー6を通る縫合糸5を備えており、セカンドランクアンカーと呼ばれるものは、軸7の周囲に延びている。] 図1
[0031] アンカー6は、それぞれ、縫合糸5の通路のための孔の開けられたヘッド8と、骨3の内部にヘッド8を挿入して保持するためのボディ9とを備えている。]
[0032] 図2、3、4を参照すると、セカンドランクアンカー6は、ヘッド8をボディ9に取り付けるための手段10、10’を含んでおり、それについては以下で詳細に説明されるであろう。それらは、ヘッド8及びボディ9を軸方向に互いに結合するために設けられており、一方を他方に対して軸7の周りに回転可能とするために設けられている(矢印F)。] 図2
[0033] ボディ9は、骨へのねじ込みのための外側のねじ山11を備えている。ボディが骨に対してねじ込まれたときには、回転分離によってヘッドが固定された状態で残ることが可能となっている。]
[0034] より詳細に説明される実施例では、取付け手段10、10’は、オス部12をメス部13に対してクリッピングするための手段である。]
[0035] より詳細には、メス部は、向かい合った2つの顎状部分14によって構成されており、2つの顎状部分は、中心部に円筒状の凹部15が形成された円筒によって構成されるとともに、それら2つを互いに離れる方向(矢印17)に弾性的に移動させることのできる横溝16によって分離されている。メス部は、オス部がメス部に一旦押し込まれたときに、オス部12に設けられた突起19を保持するためのカウンターボアを形成する端部18を含んでいる。前記オス部12は、凹部15に適合する円筒状の形状を有している。前記オス部及び前記メス部は、それらの端部において、一旦クリッピングが達成されたときに、互いに緩やかな摩擦による動きを可能とするための平坦な接触面20、21を有している(図4参照)。] 図4
[0036] より詳細なこの実施例において、オス部は糸の通されたボディに設けられており、メス部はヘッドに設けられている。]
[0037] より詳細に説明される実施例において、ボディ及びヘッドは実質的に円筒状であり、チタン、ポリエーテル・エーテル・ケトン又はPEEK、又は、ポリ乳酸から作られたプラスチック材料(生物学的吸収材料)によって作られている。]
[0038] ボディは、例えば、2cmの長さであり、内径が4mmであり、1.5mmから3mmのスクリューピッチを有している。円筒の外側の上部22には、スクリュードライバーによって駆動させるための溝23が設けられている。]
[0039] ヘッド8には、その部分のために、例えば長円形の断面を有する中心の小孔24が設けられており、この小孔24には縫合糸が通される。]
[0040] 図5は、それ自体は知られている外側のねじ山27、及び、スクリュードライバー(図示せず)によって駆動するための部分28を備えた円筒状のボディ26を含む装置25を示している。ボディは、その端部29において、最も深い部分に内側の窪みが形成されている軸方向の円筒32、33の2つの部分からなる軸方向の凹部31によって形成されたメス部30を備えている。] 図5
[0041] この実施例では、2つの円筒状部分は、例えば、それらの円筒の全体の高さにわたって横溝34によって分割されている。]
[0042] 装置25は、ヘッド35も含んでおり、ヘッド35には当該ヘッドを貫通する小孔36が設けられており、その端部にはボディとの結合のためのオス部37が設けられている。オス部37は、中心にある溝39によって互いに分離された2つの半円筒状の枝部38からなる。溝39は、2つの枝部38における円筒もしくは傾斜した半突起40の形状を有する端部をクリッピングしたときに、2つの枝部38を互いに接近させることができる。]
[0043] オス部及びメス部は、それぞれの端部に、緩やかな摩擦による接触を可能とするための表面41、42を有している。]
[0044] すでに示唆されているように、図1に示されているのは、知られているタイプのファーストランクアンカーによる本発明の一実施例による完成した装置であり、今までは衝撃によって準備されていたものであり、骨へのねじ込みによって得られたものである。] 図1
[0045] より正確には、図6Aから図6Fを参照することにより、本発明に係る装置を用いた取付け方法が、今、説明されるであろう。] 図6A 図6F
[0046] 説明の残りの部分では、同じ要素を指定するために同じ参照番号が使用されるであろう。]
[0047] これは、それゆえ、装置1を用いて上腕骨3の頭部に組織2を取り付けることと保持することを含む。]
[0048] まず、最初に、取付用の糸(ねじ込み用の道具43の内部にあるため図6Bに示されていない)を備えたファーストランクアンカー4のセットが取り付けられる。] 図6B
[0049] そうするために、孔44を骨の内部に形成した後、たとえばパンチを用いて、ファーストランクインプラント4が、それ自体が知られている方法によってねじ込まれる。]
[0050] 次に、このセットから延びる複数の取付用の糸からなる寄り糸5が、組織2に通され、その次に、セカンドランクアンカー6の小孔24に通される(図6Eを参照)。] 図6E
[0051] セカンドランクアンカー6は、次に、骨3の内部に予めパンチ47を用いて開けられていたそれぞれの孔46に対してねじ込まれる(矢印45)。これらの小孔を備えたヘッド8は、骨の内部に向けられるとともに、ヘッドとボディとの間に存在する回転可能性のために、ねじ込みの間に回転することなく保持される。]
[0052] 小孔を備えたヘッドは、インプラントシースの下部48にある寄り糸5を備えた小孔の結合による摩擦によって保持される。最終的に図1に示すように組織を取り付けて保持するために、アンカーのねじ込みの間、外側の寄り糸が中央の切り通しもしくは小孔24をスライドする動作により、寄り糸5が締め付けられる。] 図1
[0053] いうまでもなく、前述の結果からもわかるように、本発明は、より詳細に説明された実施例に限定されるものではない。その一方、本発明は、そのすべての変形例をカバーするものであり、特に、単一のセカンドランクアンカーの装置が導入される実施例、及び/又は、オス部がボディに固定される代わりに小孔に固定される実施例をカバーする。]
[0054] それらの部分のために、取付け方法は外科以外の分野にも適用される。]
权利要求:

請求項1
組織(2)を骨(3)の中に固定するための装置(1)であって、軸(7)の周囲に延びるアンカー(6)と、縫合糸(5)を通すための小孔(24)が開けられている端部(8)を形成しているヘッドと、骨の内部にヘッドを挿入して保持するためのボディ(9)と、を備え、前記ボディ(9)には、骨中へのねじ込みのための外側のねじ山(11)が設けられており、前記アンカー(6)は前記ヘッド(8)を前記ボディ(9)に取り付けるための手段(10、10’)を含んでおり、前記手段は、それらを互いに軸方向に取り付けるとともに、前記ボディが前記骨に向かってねじ込まれたときに前記ヘッドが固定された状態で残されるように、一方の他方に対する前記軸(7)の周りにおける自由回転を許容するように構成されていることを特徴とする装置(1)。
請求項2
前記ボディ(9)及び前記ヘッド(8)は、円筒状もしくは実質的に円筒状であり、同じ直径もしくは実質的に同じ直径であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
請求項3
前記ヘッド(8)及び前記ボディ(9)の間における取付け手段(10、10’)は、クリッピング手段であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の装置。
請求項4
請求項3に記載の装置であって、クリッピングのための前記手段(10、10’)は、メス部(13)及びオス部(12)を含み、前記メス部(13)は、向かい合った2つの顎状部分(14)によって構成されており、前記2つの顎状部分(14)は、中心部に円筒状の凹部(15)が形成された円筒によって構成されるとともに、それら2つを互いに離れる方向に弾性的に移動させることのできる横溝(16)によって分離されており、前記メス部(13)は、前記オス部(12)が前記メス部(13)に一旦押し込まれたときに、前記オス部(12)に設けられた突起(19)を保持するためのカウンターボアを形成する端部(18)を含んでおり、前記オス部(12)は、前記凹部に適合する円筒状の形状を有しており、前記オス部及び前記メス部は、それらの端部において、一旦クリッピングが達成されたときに、互いに緩やかな摩擦による動きを可能とするための接触面(20、21)を有していることを特徴とする装置。
請求項5
請求項3に記載の装置であって、前記クリッピング手段は、メス部(30)及びオス部(37)を含み、前記メス部は、軸方向に並ぶ2重の円筒状の凹部(32、33)からなり、前記凹部は、前記オス部の一端部にあって、2つの部分からなる突起(40)を保持するための内側の窪みを形成しており、前記オス部は、2つの半円筒状の枝部(38)からなり、前記2つの枝部は、前記2つの枝部を互いに接近する方向に移動させることによって、前記突起をそれに対応する前記凹部(32)にクリッピングするために形成された中心にある溝(39)によって互いに分離されており、前記オス部及び前記メス部は、それらの端部において、一旦クリッピングが達成されたときに、互いに緩やかな摩擦による動きを可能とするための接触面(41、42)を有していることを特徴とする装置。
請求項6
前記オス部(12)は前記ボディ(9)に設けられており、前記メス部(13)は前記ヘッドに設けられていることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の装置。
請求項7
アンカー(1)は、チタン及び/又はPEEK及び/又は生物学的吸収材料によって作られていることを特徴とする請求項1から請求項6のうちいずれか1項に記載の装置。
請求項8
組織(2)を骨(3)の中に固定するためのアセンブリーであって、請求項1から請求項7のうちいずれか1項に記載の固定装置(1)を少なくとも2つ含んでおり、セカンドランクアンカーと呼ばれるアンカーと、ファーストランクアンカーと呼ばれる複数のアンカー(4)とからなる少なくとも1つのセットと、前記セットに取り付けられた複数の縫合糸(5)と、を形成していることを特徴とするアセンブリー。
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2012-03-06| A300| Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20120306 |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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